にじいろ家族日記

実子と里子ちゃんの子育てや家族の事などの記録です

養育研修

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児童養護施設での養育研修

以前かいたブログ「大切な宝物」で養育研修で児童養護施設に研修に行った時のエピソードを少し書かせていただいたのですが、今回はその児童養護施設での【養育研修】についてです。

 

各市町村や児童養護施設などで違う所があると思いますが、今回は私たち夫婦が受けた研修についてまとめました。

ri01.hateblo.jp

 

養育研修を受けるまで

各市町村の児童相談所に問い合わせ後、どのような流れで認定・登録となるのかは以前書いたブログ「里親制度に登録するには」に詳しく書きましたが、各市町村の児童相談所に問い合わせ後、まず研修を受けることになります。

【基礎研修】→【認定前研修】

その後実際に児童養護施設で子どもたちと一緒に過ごす【養育研修】になります。

 

養育研修で行く児童養護施設は、児童相談所の方があらかじめどの児童養護施設へ研修に行くのかを決めてお知らせしてくださるのですが、私たち夫婦は小学校低学年から中学生が暮らす、児童養護施設に研修に行くことになり、夫婦一緒にではなく2人別々の日にちに、日帰りで研修を受ける事にしました。

 

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リビングのような部屋

児童養護施設に着くとまず、施設長の方と一緒に部屋を回って施設の説明を受けるのですが、とても印象に残っているお部屋があります。

それは家庭のリビングのような部屋

施設長の方の説明によると、そこの児童養護施設の食事は学校の給食のような感じで配膳されるので、自分たちで料理をする機会がないため、18歳になり施設を出た後キッチンのコンロの使い方などがわからなかったり、調理の仕方がわからなかったりすると困るので、ある程度大きくなってからそのお部屋で自分たちで料理を作って食べるという事をしているとのことでした。

 

キッチンって毎日使う所だからその人の特徴が出るじゃないですか。

でもそこのキッチンには何の特徴もなく生活の匂いもしなくてとても綺麗でした。

その生活感のないとてもきれいで余計なものがないリビングの様な部屋は今でも忘れられません。

 

児童養護施設での誕生日

施設案内の最後に質問などありますか?と聞かれたので、私は「児童養護施設にはたくさんの子どもがいますが、お誕生日などはどうしているのですか?」と質問しました。


その施設では月の初めにその月に誕生日を迎える子どもたちにアンケートを配って何が食べたいか第三希望まで書いてもらい、一番多かったものをその月の誕生日メニューとして出している。と言うことでした。

ちなみにそこの児童養護施設では食中毒などの面を考慮して、生ものは提供しないという事でした。なので、例えばお寿司と言う意見が一番多かった場合、手巻き寿司など生もの以外の物にしているそうです。

 

施設で年に何回か外食をすることがあるそうで、その時に一番希望が多いのはやっぱりお寿司だそうです!

 

 子どもたちとの時間

施設長の方から施設の案内と説明をしていただいた後、いよいよ子どもたちと会う時になりました。

子どもたちに会うと

「どこから来たの?」

「何歳?」

「猫好き?」

などの質問攻めでした

少し大きい子どもたちは私が結婚指輪をしているのを見ると

「結婚してるんだ~」

「子どもいるの?」

と言う質問がでたので「子どもいるよ」と答えると

「って事は~(笑)」と笑いあい…

ませてるな~…と思いながら笑ってごまかしました(^_^;)

 

その後、子どもたちと体育館の様な部屋でボール遊びなどをしたり、部屋でトランプなどの遊びをしたりして過ごしました。

遊びやテレビ以外の時間の子どもたちは、学校の宿題をしている子、学習ボランティアの大学生の方と勉強をしている子、中には「宿題をしたくない!」と言って施設の先生と言い合いをしている子もいました(笑)

 

そんな感じで子どもたちと遊んでいたら

「夕食の時間になりました食堂に集まってください」

と夕食の時間を知らせる放送がはいり、子どもたちとお話をしながら夕食をいただきました。

 

 二日間の養育研修を終えて最後の夕食の時間の時に子どもたちに挨拶をして養育研修を終えました。

 

養育研修を終えて

今回このブログをかくにあたり、決めていたことがあります。

それは養育研修で児童養護施設に行く時にもそう言う目で見ないようにと決めていったのですが、児童養護施設で暮らす子どもたちに対して「かわいそう」と言う気持ちで書かない。と言う事です。

 

確かに世間一般的な家庭での暮らしと児童養護施設とでは違う違う所がたくさんあります。

でも児童養護施設で暮らす子どもたちにとっては、そこが生活する場所でそれに対して私のような児童養護施設で暮らしたこともない人が、勝手なイメージで「かわいそう」と決めつけるのは失礼だし、私がもしその子どもたちの立場だったら「かわいそう」なんて思ってほしくない。と思ったからです。

 

ただ、そこで暮らす子どもたちはいつも年齢も様々な多くの子どもたちと一緒に生活をしていて、お父さんお母さんのようにいつも自分だけを見てくれる存在がいないので、特定の人との愛着関係が築きにくいという点に関しては、生まれてきた子どもたちにはなんの責任もなく、里親として微力ながら社会的養護に携わっている身として、なんとかできないものか…と思いました。

 

本当に小さいですが、こうしてブログに書いたり、SNSに投稿することで、少しでも多くの方に知っていただき、里親制度に登録しようと考えているかたなどの役に立てたらと思いました。

 

小さな一歩がみんなの大きな明日に

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先日こんな言葉をいただきました。

「一人の小さな一歩がみんなの大きな明日に。私達に出来る事を一つづつやっていこう。自分に出来ない事は何もないと塞ぎ込まずに一人一人が前を向けば大きな力になると信じています。」

 

本当にそう思いました。

一人の力は小さいかもしれませんが、その小さな力もたくさん集まれば大きくなる。

勇気を出して小さくても一歩踏み出さないと何もかわらないですよね。

私の小さな一歩が誰かの一歩に繋がったらいいなと思います。

そして少しでも、一人で抱え込んで苦しんでいる人や、悲しい思いをしている子どもたちが減り、皆で協力しあえる未来を子どもたちに残してあげたいと思いました。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました( *ᵕᴗᵕ )