にじいろ家族日記

実子と里子ちゃんの子育てや家族の事などの記録です

2人のお母さん 2/3 (お母さん)

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お母さん

母の話をする前に少し家族構成を書かせてください。

 

元桶職人で頑固な、おじいちゃん

優しさのかたまりのような、おばあちゃん

父・母

妹・私

ネコ

6人家族で昔からずっとネコを飼っていると言う家で私は育ちました。

 

母は自然が大好きで、元気で、優しくて、とても美人な母でした。

母は看護助手の仕事をしながら私たちを育ててくれました。

 

母が若い頃の写真を見ると、化粧もバッチリして、綺麗な服を着て、とてもキラキラした印象を受けましたが、私が知っている母はいつもほぼすっぴんで、仕事に家事に忙しそうにしている母でした。

 

小さいながらも母は大変だな。と思っていました。

母が自転車で仕事から帰ってくる姿を見ると、とてもホッとして嬉しくなったのを今でも覚えています。

 

小さい頃はよく家族で母の実家の田舎に行ったり、家族でキャンプに行ったりしていたのですが、中学・高校と大きくなるにつれ、友人と過ごす時間が多くなり、母とゆっくりまた話をするようになったのは、私が結婚してからでした。

  

 

おばあちゃんになった母

長男が誕生してから1か月間、私は実家で過ごしました。

長男は、母乳以外は飲んでくれない、抱っこしないと寝ない、寝たと思って布団に置こうとすると泣く…と言うとても手のかかる子で、寝不足や疲れもあり長男を出産して1か月で体重が10キロも落ちたほどでした。

 

とても大変でしたが、母がいつも『抱いててあげるから寝てなさい。』『ご飯何食べたい?』と助けてくれました。

 

母は、長男をあやしながら『子供が小さい時は本当に大変で忙しかったけど、今思うとあの時が一番いい時間だったな』と言いました。

 

癌で余命2年と診断された母

それからしばらくして母が癌になり余命2年と診断されました。

 

母は癌になりどんどん痩せていき、あの時助けてくれた母を今度は私が助ける番と思い、妹は県外で仕事をしていたので、長男と一緒に実家でしばらく過ごすことにしました。

 

父はそのころ現役で仕事をしていましたが、母が病院で過ごしたくないと言ったのでその通りにしてあげて、お酒が飲みたいと言えば止める事もなく、残り少ない時間を母の好きなようにさせてあげていました。

 

私が家の事をして、父は母のマッサージを毎日してあげていました。

 

母は癌になって痩せていっても『こんなにスリムになったんだよ!』と冗談交じりの会話でいつも私たちを和ませてくれようとしていました。

 

お母さんは最後まで『お義母さんの言う事をよく聞きなさいよ。』『しんやさんと、子どもたち大事にね。と自分の事よりも私たちの事を心配してくれていました。

 

その後長女が生まれて間もなく、母は54歳の若さで亡くなりました。

 

この『お母さんの言う事よく聞きなさい』と言う言葉は以前にも言われた事がある言葉でした。

 

それは、優しさのかたまりのような、おばあちゃんからでした。

 

小学校のころ、母と言い争いになり、私が家の外で泣いているとおばあちゃんが来て『お母さんの言う事、よく聞いてお母さん大事にするんだよー』と私の背中をさすりながら言ってくれました。

 

お婆ちゃんもお母さんもお互いそれぞれを尊重し、私や妹に対してもそれぞれの意見や立場を尊重しながら接してくれていて、決して娘は母の所有物と言うような接し方ではなかったので、「母と娘はこじれると難しい」と言うような言葉も聞きますが、そういった事がなかったのだと思います。

 

お母さんからの手紙

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お母さんとまた小さい頃のように多く時間をすごし、たくさん話をするようになったのは私が結婚してからですが、結婚が決まってからお母さんから手紙をもらいました。

 

手紙の最後にはこう書いてありました

 

『今思えばもう少し私達が力を貸して上げられればと思いました。

今までは一人で頑張ってきましたがあまり無理せずほどほどに。

私達は少し寂しいですがあなたの幸せが一番です。

あなたからもらった物は数多く

返せる物はとても少ない。

ありがとう。』

 

結婚し子供が出来た今、お母さんの気持ちや大変さがようやく少しづつわかるようになってきました。

 

『母は家の心』と言う言葉を以前聞いた事があるのですが、小さかった時に母が自転車で仕事から帰ってくる姿を見てホッとしたように、母がいるだけでホッとする。

 

外側の家や血の繋がりだけではなく、お母さんがいる場所がホッとして落ち着ける家なんだ。そんな存在がお母さんなんだろうな。

そんなお母さんでありたいなと日々思っています。

 

お母さん笑顔で見てくれているかな✽*。

 

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最後まで読んでいただきありがとうございました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ ) 

ri01.hateblo.jp

 次回はそもそもどうして『お義母さんと、お母さん』と言うブログを書こうと思ったのかについて書きたいと思います。