にじいろ家族日記

実子と里子ちゃんの子育てや家族の事などの記録です

愛情を確かめようとする、試し行動について

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愛情を確かめる心

家には現在、実子と里子ちゃん合わせて5人の子供たちがいます。

それぞれみんな個性があって、一人一人、性格や考え方も違います。

ですが、みんな同じ所があります。

それは『自分をちゃんと見てほしい。そして認めて受け止めて愛してほしい』と思っているところです。

 

その気持ちは私達大人にもあるりますが、その気持ちが満たされなかったり、不安になったり、寂しさを感じたりしたとき、時として相手を困らせるというわかりやすく目に見える形で出てくることがあります。

その一つが『試し行動』です。

里親制度に登録するときに受ける里親研修で子どもの【試し行動】について学びました。

 

  • わざと食べ物や飲み物をこぼす
  • 親を見ながら、わざとしてはいけない事をする
  • 物を壊す
  • なかには家の中で火遊びをした子もいた。とおっしゃっていた先輩里親さんもいらっしゃいました。

 

この、わざと相手を困らせるて愛情を確かめる試し行動は、里親と里子ちゃんとの間だけに見られるのではなく、実の親子、教師と生徒、また大人どうしの関係、例えば恋人同士などの間の間でも起こる事だそうです。

 

 この試し行動の裏にあるのが『どこまで自分を受け止めてくれるのだろう?』『この人は本当に自分の事を愛してくれているのだろうか?』『ちゃんと自分の事を見てよ』と言う心の不安や、寂しさのです。

 

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家のある里子ちゃんの場合

家の里子ちゃんでも、この試し行動をしていた子がいます。

家のある里子ちゃんの場合はこうでした。

家に来たばかりの時、あまり泣かずに静かで、笑う事もなく、声もあまり出しませんでした。

 

その子が、声を出して泣いたり、指差しで色々な指示をするようになり『やっと感情表現が出来てきたね』と夫と話すようになってきたころから、その子が怒った時に私を噛んだり、私を見ながらご飯を床に捨てたりするようになりました。

 

里親研修の時にこの試し行動について聞いていたので

『ついに来たか~…よし!この子が納得するまで付き合おうじゃないか』

とその時は思う事ができたのですが、

いつ終わるかもわからない、この試し行動と毎日毎日向き合う事は想像以上に大変で、心に余裕を持つことが難しい日もありました。

 

試し行動に対して

この試し行動の対処方はとにかく愛情を伝える事です。

 

でも、悪いことは悪いと伝えたかったのでその時は、悪いことをしたその行為について注意をするようにするけれども、その子を否定しないようにしました。

 

例えば、その子が噛みついてきた時には

『そんな乱暴な子はイヤだよ』ではなくて

『そんな事したら人が人が傷つくよ』

『そんなことしたら痛いからしちゃダメだよ』

と、言うようにその行為を注意して、その子の怒りたかった、泣きたかったという気持ちは抱っこしながら、受け止めるように気をつけました。

 

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そんな日が続いて、児童相談所の方とケースワーカーさんから家庭訪問に来ていただいた時に『愛情いっぱいもらってるんだね。本当に表情が豊かになったね。自分を出せるようになってきたんだね。』と言ってもらえた事が本当に嬉しかったことを覚えています。

いつ終わるかわからない試し行動。

本当に終わりの見えないトンネルの中にいるようでしたが、毎日毎日見ていると変化に気付きにくい所など児童相談所の方やケースワーカーさんが教えてくれたことで、少しずつゆっくりゆっくりだけどこの子のペースで前に進んでいるんだ。と感じる事が出来ました。

今でも癇癪を起すとひどい時がありますが、これもこの子のペースでゆっくりゆっくり成長して乗り越えていくんだろうな。と感じています。

 

心の奥にある不安や寂しさを

『大丈夫だよね?』

『信じてもいいよね?』

『嫌いにならないよね?』

信頼してくれているからこそ、きっとこの人なら大丈夫と信じてくれているからこそその子なりに一生懸命、試し行動として出してくれている。

 

そう考えたら、大丈夫だよ安心していいんだよ。ただ愛して受け入れてあげたい。と言う気持ちになりました。

 

ちなみに実子の現在10歳(小4)の娘にも、試し行動とは少し違うのかもしれませんが、そんな時期がありました。

 

小学校に入学して、同じ幼稚園の子が一人もいなくて不安だったのか、私が夕ご飯を作っていると、おんぶひもを持ってきて『ママおんぶして』と✽*。

それが小学校入学してから、ちょうど一週間続きました。

今思うとそれも良い思い出です。

 

子どもの試し行動は、本当に辛いし大変だし、心が折れそうになる時もあるけれど、自分が大事にされている。愛されている。と感じるようになると自然とおさまってくると思いますし、そのような安心感は子どもの成長にとって欠かせないですよね。

 

そうやって時にはぶつかり、だんだんと丸くなりながら、乗り越えて強い絆で結ばれていくのではないかと、私は思います。

 

最後に

試し行動が出てきたら

  • その子を否定するのではなく、行為を注意する✽*。
  • そして一番大切なことは愛して受け止めて包み込む✽*。

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けっしてあなたの事が嫌いだから、そうしているわけではなく、むしろその逆で、あなたの事を信頼しているから、信じてくれているから、出してくれていると思います。

自分のせいだ…

私はだめだ…

私の事が嫌いなんだ…

と自信を無くさないでください( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )

 

お母さんやお父さんの不安や心配は敏感な子供たちにはすぐ伝わってしまいますし、いつも一緒にいるとなかなか気付きにくいかもしれないけれど、少しづゆっくりゆっくり前に向かっているはずです。

 

こうして、家の里子ちゃんや実子の話を書く事で、少しでも今お子さんの試し行動で苦しんでいる、お父さん・お母さんの役に立てたら嬉しいです。

 

*_*_*_*_*_*_*_*_*_*

最後まで読んでいただきありがとうございました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )