まちづくりの様々な取り組み
今様々な所でまちづくり会社やまちづくりに関する団体が立ち上がってきていますが、私が所属しているNPOや新潟そもそも会でもまちづくりについて取り組んでおり全国13か所にある、そもそも会からもその活動等をYouTubeやラジオを使って放送することで、どんな活動をしているのか知ってもらい繋げていこうという動きがはじまりました。
また、私が住む新潟市では平成20年2月22日に『新潟市自治基本条例』が制定され、その地域の特性をいかしたまちづくりを始めている方々もいらっしゃいます。
新潟市自治基本条例
地域の歴史と文化を活かし、個性的な、真に自立度の高いまちづくりを進める事を目的とし、地域の事は自らが考え行動するという、分権型の政令指定都市をつくり、市民が主体的にまちづくりに参画し、共助と協働の輪を広げて、安心して暮らせる社会、持続可能な市民自治の仕組みを自らの力でつくりあげていくこと。
私も主にブログやTwitterを利用してNPOや新潟そもそも会での取り組みなど発信させていただいているのですが、以前友人たちと話をしている時に
『子育てとかの事とは違って、まちづくりとなると正直いまいちピンとこないな』
と言うような意見をいただいた事がありました。
そこで今回、まちづくりと言う事につて少しでも身近に感じていただき、一人でも多くの方と一緒に考え取り組み、みんなで笑いあえる社会に繋げていきたい思い、まちづくりについて書かせていただくことにいたしました。
そもそもなぜまちづくりが必要なのか
そもそもなぜまちづくりが必要なのでしょうか?
行政主体でその関係者だけでまちづくりを行っていくのではなく、そこに住む住民が皆で考えて行く事がどうして必要なのか、いろいろと考えられると思いますが、ここでは2つ挙げさせていまだきました。
災害対策としてのまちづくりの必要性
今まで様々な災害が起きるたびに、地域での助け合いの重要性が叫ばれてきました。
突然起きる災害に対して迅速に対応するのはとても難しいことです。
また災害時には、消防や警察などの公的機関による救出や救護がすぐに駆け付ける事が出来ない場合があります。
そんな時に一番必要になるのは地域での連携・助け合いではないでしょうか。
日頃から地域での連携がとれている事で、一人で避難できない方はどこにいるのか、取り残されている方はいないのかなど把握できますし、地域住民どうし助け合うことで避難先でのストレスも軽減できると考えます。
日常の問題解決としてのまちづくりの重要性
また、経済的困窮や孤立なども現在大きな問題となっています。
働きたくても仕事がない・家族や介護のために仕事ができない・精神的な問題から仕事を続けるのが難しい・子どもが小さくてなかなか職が見つからない・いじめなどから人とかかわることが怖くなってしまったなど。
こう言った問題も、自分には関係ない。甘えている。自己責任。と言う事ではなく、まちの住民や民間団体、企業など様々な分野の人たちと繋がり連携して行く事で、解決の糸口が見いだせるのではないでしょうか。
皆で考え取り組むまちづくり
以前ブログにも書かせていただいたように、そもそも会は年齢・性別・国籍に関係なく誰もが参加でき、社会問題のそもそもを考え『誰もが笑いあえるまちづくり』に取り組んでいこうと発足されました。
そう、年齢・性別・国籍関係なく誰でも皆で。
私たちが住んでいるまちは、ある特定の人だけでできているのではなく、そこで生活しているすべての人で成り立っていますよね。
先ほど挙げた問題だけでなく、日々の生活の中で
こんな事で困っている。
もっとこうした方がいいのではないか。
そう思う事はたくさんあると思いますが、そう言った声を上げていくことで私たちの住むまちが少しづつ皆にとって住みやすいまちになっていく。
そう考えると、誰かに任せればいい・自分には関係ないと言う事ではなく、子育てだってまちづくりに繋がっているし、仕事をする事だってまちづくりに繋がっているし、生活のすべてがまちづくりに繋がっている。関係ない人なんて1人もいないはずなのです。
まちどうしで連携することのメリット
もう一つ重要なのが、まちどうしでの連携です。
各まちどうしで連携することによってさまざまなメリットがあります。
私たち全国13か所にあるそもそも会では、各まちの特色を生かしながらまちづくりについて考えていますが、その13か所が別々に進んでいるのではなく誰もが笑いあえる社会に向けてまちどうしで連携しながら取り組んでいます。
例えば、各地域でまちづくりに取り組んでいる団体などを紹介し、全国のそもそも会のメンバーで共有することにより良い刺激になりますし、各地域での課題も見え他地域のそもそも会メンバーからアドバイスをもらうことで解決策が見いだせる事もあります。
このようにして、他のまちどうしで繋がり、連携して行く事によって無駄な競争や対立がなくなり、全体としてレベルアップして行く事ができます。
あたたかな家庭をまもるまちづくり
こうして、まちづくりについて考える上で、欠かせないのが家庭です。
家庭は生活の基盤になるところ。まちはその家庭をまもるところ。
『愛も平和も家庭から』
思いやりのある中で育った子は、その思いやりを他に与えることをそこで覚えます。
励ましを受けて育った子は、自分に自信を持ち他の人を励ますことをそこで覚えます。
仲間の愛の中で育った子は、世界に愛を与える子ををそこで覚えます。
そうして、みんなが住みやすい、誰もが笑いあえる社会になっていくのではないでしょうか。
最後に
はじめに書かせていただいたように、今様々なところでまちづくりの取り組みがおこなわれていて、私が所属するNPOや新潟そもそも会からもその取り組むが発信されています。すこしでもまちづくりを身近に感じていただき、共に考え取り組んで行く事に繋がったら嬉しいです。
まちづくりに関わる全国の個人・団体の方々が交流しあう場として誰でも無料で参加できるコミュニティーサイト。
活動の宣伝など、まちづくりに関するあらゆる事にご活用いただけます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。