にじいろ家族日記

実子と里子ちゃんの子育てや家族の事などの記録です

里親賠償責任保険を使ってみて

 

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 里親賠償責任保険

子ども自身が病気やケガをしてしまったらどうしよう…誰かにケガをさせてしまったらどうしよう…と、心配に思っている親御さんは多いと思います。

 

家の子供たちも元気いっぱいお友達と遊んでいる時に、木に登って落ちた…とか自転車で転んだ…と言うようなケガをして帰ってくることがありますが、先日家のもんちゃん(5歳)がお友達とおふざけしあっている時に、お友達の眼鏡を壊してしまった。と言う事がありました。

 

お互いに怪我などが無かったのが不幸中の幸いだったのですが、その時壊してしまったお友達の眼鏡が特殊なメガネだったという事もあり、委託中のお子さんが怪我や病気をした時や誰かに怪我をさせてしまったり物を壊してしまったりした時に使える『里親賠償責任保険』を使う事にしました。

 

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里親登録後、お子さんの委託が決まった時点で加入する保険です。

※全国里親会に所属している里親会の会員の方のみが加入できます。

 

施設所有管理者賠償責任保険

日本国内において里親の住居や業務遂行などが原因で、委託児童や他人にケガを負わせた場合や、財物を壊したことにより、里親が法律上の損害賠償責任を負担する事によって被る損害が補償される。

責任能力がない委託児童の行為が原因で里親に発生した損害賠償責任なども補償される。

 

 生産物賠償責任保険

日本国内において里親が製造・提供した飲食物により委託児童や他人に病気やケガをさせてしまっ保険屋さんに相手の電話番号なども伝えていたので、そう言った話は保険屋さんがしてくれるのだろうな。た場合に、里親が法律上の損害賠償責任を負担する事によって被る被害を補償します。

 

個人賠償責任保険

12歳以上の委託児童が日常生活の中で他人にケガを負わせたり、物を壊してしまったなど 何らかの損害を与えてしまった場合適用されます。

 

と言う補償内容となっていて、例えば委託児童が学校の物を壊してしまい、弁償を求められた。里親が調理した飲食物が原因で委託児童が食中毒になってしまった。と言う場合にこの里親賠責任保険を使う事が出来ます。

 

里親賠償責任保険を申請するまで

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里親賠償責任保険を申請する場合まず、児童相談所にどういう事があって里親賠償責任保険を使用したいのか説明するのですが、その時に児童相談所や保険屋さんに伝えるために必要になる情報として、いつ・どこその時どいう状況だったのかを細かく聞かれます。

 

家の場合も

  • 何時ごろだったのか
  • 幼稚園のどの部屋での出来事だったのか
  • 何をしていた時にそうなったのか

を児童相談所の職員の方と保険屋さんから聞かれました。

 

もんちゃんが一方的にお友達を押したり、転ばせたりしたわけでなく、おふざけをしていた時に一緒に転んでしまい、眼鏡が壊れたという事なので、法律上の賠償責任の割合は50%と言うことになりました。

 

里親賠償責任保険を申請する時に困った事

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児童相談所にも保険屋さんにも詳細を伝えあとは書類が送付されてくるのを待つだけかな。と思っていたのですが、後日保険屋さんから

『そちらの方で相手の方と話し合って今回のケースの場合、法律上の賠償責任の割合として50%しか支払いはされないと伝えてください』

と言う電話が来ました。 

 

相手の電話番号なども伝えていたので、そう言った話は保険屋さんがしてくれるのだろうな。と思っていたので、児童相談所からいただいた【里親賠償責任保険のご案内】のパンフレットをもう一度よく見直した所『この保険では、取扱い代理店・保険会社が被保険者に代わり示談交渉を行う事はできません』と書いてありました。

 

今まで保険に関する交渉などしたことがなかったので、どのように伝えたらいいのかな…と言う所がとても困りました。

 

保険屋さんからも『今回の場合、法律上の賠償責任の割合として50%しか払えないと伝えてください。と言うか、もしかして相手の方は全額払ってもらえると思ってます?今回のケースの場合一緒に転んで眼鏡が落ちて壊れたんですよね?そう考えるとそちらに賠償責任があるかどうかも微妙な所ですよ。そもそも園の方でどっちもどっちと言う話にはならなかったんですか?そこはもうはっきり伝えるしかないですよ』と…

 

事が長引いて傷つくのは子供ですし、残り少ない幼稚園生活をお互いに気持ちよく過ごしたかったので相手の方に『保険屋さんからお電話がきまして、今回の場合一方的に押して壊したとかではないので保険の方からは半分しか支払われないという事だったのですが、もしだったら残り半分家で払うので』と話しました。

 

相手の方も『子供同士の事だし、お互い様と言う事で、大丈夫だよ』と言ってくださりその後の書類の手続きなどもスムーズに行う事ができました。

 

保険の書類手続きを進めるうえで相手の方に用意してもらった物

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  • 修理費の領収書
  • 写真(破損状態が確認できる物)
  • 修理見積書(合計金額だけでなく、修理内容・数量・単価など明細が確認できる物)
  • 示談書(被保険者と相手の方、双方が記入・捺印するところがあります)

 

を書類手続きを進めるうえで相手の方に用意していただきました。

 

 この破損状態が確認できる写真についてですが『状況が確認できる物を保険屋さんから提出を求められる事もあるので、壊れたものは捨てずに取っておいてください』と伝えておかないと場合によっては捨ててしまう方もいるかもしれないので、念のためあらかじめ相手の方に伝えておくと安心です。

 

里親賠償責任保険を使ってみて

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里親登録後、お子さんの委託が決まってから児童相談所の方から里親賠償責任保険について、簡単な説明があるのですが正直、子供との生活の事でいっぱいでなんとなくしか保険の話を聞いていませんでした。

 

元気いっぱい遊んでいる子供たち、怪我やトラブルは無いに越したことはないですが、もしもの時に備えて保険など色々調べておくことも大切だと今回の事で改めて感じました。

 

ちなみに委託児童が、自分の家の物(里親の所有物)を壊してしまったという場合にはこの保険は使えませんでした。

家にいる里子ちゃんのなかでも、お兄ちゃんのゲームのソフトを壊してしまったり、引き出し付きのテーブルを使っていた時にリアル、ドラえもんをして引き出しの中に入ってテーブルを壊してしまったり…と言う事をした子がいますが、このように委託児童が里親の所有物を壊した時にはこの保険は使えないという事でした。

 

2020年(令和2年)4月1日から新しくオプション補償として、里親のケガや家財の補償が里親賠償責任保険の案内に追加されています。

個人単位ではなく団体単位の申し込みになっているので、オプションについてどうなっているのか、今現在保険の補償内容はどうなっているのか詳しくは里親担当の児童相談所の職員の方などに聞く事をお勧めします。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )